更新的なアレをワイルドに壊すぜ？

久しぶりに恋に落ちて、2ヶ月程廃人化していたら、オエビが消失していた今日この頃、
皆様いかがお過ごしでしょうか、萌と書いて恋と読む方、下弦です。

もうね、こんな嬉々として人助けするキャラクターとか惚れなくてどうするのっていうかね。
リアルタイムにはまらなかったことがちょっと悔しいような気がしますが
半年廃人になること考えたらコレでよかったんだと思うことにしてます。
DVDとかまだ出揃ってないし、映画やるっていうし、再放送はまだ続くし、続々とグッズが出てくるし。

あ、本放送も再放送も映らないので私はバンダイチャンネルのお世話になりました。
全話視聴しての感想は、

・ネタバレMAXをちょっと後悔（制作サイドの意図を自力解読してみたかった）
・２次創作の斜め上を行く公式（ネタバレのダメージ最小限過ぎて吹いた）
・腐女子こええ（と同時におじさんに夢見すぎで笑った）

腐な人に限らずちょっと気を抜くとおじさんにかっこいいフィルターがかかってしまうようで、
気配りが出来るとか、わかっててやってるとか。
いや、おじさんは絶対わかってなくてやってる！もっとずれてるよ！
そこでかっこよく決まっちゃったら別物だよ！
と、２次もの見てると突っ込みのオンパレード。自作も含めて（笑）
虎徹さんを表現するにはかなりの自制心が必要ですね。
３０過ぎたら扱いやすくなるかしらん？

熱血主人公タイプ巻き込み型なのに、立場上巻き込まれ型になっているというのが妙に新鮮でした。
ストーリー自体はバーナビー中心に回っていて、でもカメラは基本主人公である虎徹にくっついているという。
大人組の、
俺たちおじさんは自分のドラマチックなことは一通り過ぎてるから、いいよ
っていう感じが、なんかこう、ぐっと来ますね。
特に虎徹さんは恋愛から子供から喪失までやってるからほんとに一通りやってる感と安定感がすごい。
隠居するような年じゃないからドラマはあるんだけど、自分自身というより
次の世代との絡みというか、自分が通ってきた道が形を変えてもう一度というか、
自分が中心じゃない形が圧倒的に増えていく。そこを描くっていう選択というか、姿勢が新鮮。
たくさん見てる人じゃないんでアレですが、下手したら実写ドラマや映画でもちょっと珍しい形じゃないかと。
恋愛とか仕事とか、
年齢にかかわらずカメラがくっついてる主人公中心にドラマが展開する
のが普通ですもんね。
巻き込まれ型だと、逃げようとするのにドラマが迫ってくるというのが普通だろうし。


消失したクラビエピローグについては書き直しするとして、
そういえば私の三十路スイッチを押したのは玉賀博士だった気がします。
登場時３６歳の無敵のおっさん。
この人は「分かっててやってる」タイプでしたね。
博士かっこいい！！

あ、あと懐具合（と競争率）的な理由で手を出していないBDに関わることをひとつ。
公式サイトで９巻特典CDのサンプルを聞いたんですが

楓ちゃんの、私の認識と二次の暴走を余裕で斜め上にぶっちぎるおてんばぶりに吹いた。

あのくらい強くないと超能力者（しかもレア）としては生きていけないのかもしれないけど
お父さん頑張れ、超頑張れ…（笑）